東京のホテルは宿泊費が高いイメージがありますが、地域によっては安い場所があるのも事実です。本記事では、実際に格安で泊めるホテルや、東京でホテルの宿泊費が安い地域を4つご紹介します。また安いホテルを予約する際に確認しておくべき点についてもご紹介します。

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東京都内でホテルの宿泊費が安い地域

新宿(新宿区)

新宿は新宿区に位置し、JR山手線、JR中央線、JR埼京線、京王線、京王新線、湘南新宿ライン、成田エクスプレス、小田急小田原線、東京メトロ丸の内線、東京メトロ新宿線、東京メトロ大江戸線の11路線が乗り入れています。

東京駅までは約13分、渋谷駅までは約5分と、都心へのアクセスも抜群です。

また、新宿駅から羽田空港までの所要時間は44分と、成田エクスプレスで乗り換えなしで成田空港まで到着可能で、空の玄関からも近いところが魅力です。
 
新宿は都心ですが、安いホテルも充実しています。新宿エリアは観光では歌舞伎町や百貨店、レベルの高い飲食店など見どころが満載です。都心のどのエリアにもアクセスがいいので、ビジネス目的での利用も便利です。

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蒲田(大田区)

蒲田は東京23区南部の大田区に位置し、JR京浜東北線、京浜急行本線、京急空港線が乗り入れています。JR蒲田駅と京急蒲田駅は600ｍ離れており、バスか徒歩(10分~15分)で移動する必要があるので注意しましょう。
 
東京駅までは約23分、新宿駅まで約42分、渋谷駅まで約29分で到着できるなど比較的アクセスは良好です。

蒲田駅は羽田空港や横浜方面へも出やすいため地方から東京に出張する際なども利用しやすい場所と言えるでしょう。なお東京駅、横浜駅、羽田空港へは乗り換えなしで行けます。
 
駅周辺は居酒屋やパチンコ店が多く軒を連ねているため、比較的夜中まで賑わっています。また蒲田駅周辺は商業施設も充実しています。

蒲田駅西口にサンライズ商店街がある他、グランデュオや東急プラザなどの大型商業施設もあるため日常の買い物は一通り蒲田駅周辺で完結できるでしょう。
 
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池袋(豊島区)

池袋は東京23区北部の豊島区に位置し、山手線、埼京線、湘南新宿ライン、成田エクスプレス、東京メトロ丸の内線、東京メトロ有楽町線、東京メトロ副都心線、東武東上線、西武池袋線の9路線が乗り入れています。

東京駅まで約16分、新宿駅まで約5分、渋谷駅まで約11分でアクセス可能。

池袋駅から羽田空港まで約43分、成田空港までも成田エクスプレスで直通で、空の玄関へのアクセスも抜群です。
 
池袋は繁華街で観光もできますし、東京の西側（渋谷、六本木、恵比寿、新宿など）へのアクセスも良好です。それでいて格安ホテルが揃っているので、安く東京観光したい方にはおすすめできる街です。

新宿や東京といったビジネス街にも近いので、ビジネス目的の宿泊にも使い勝手のいい街と言えます。
 
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上野(台東区)

上野は東京23区北部の台東区に位置し、JR上野駅にはJR京浜東北線、JR常磐・成田線、JR常磐線、JR高崎線、JR東北本線、JR山手線、秋田新幹線、上越新幹線、東北新幹線、北陸新幹線、山形新幹線の11路線、東京メトロ上野駅には銀座線と日比谷線の2路線が乗り入れています。

東京駅まで約7分、新宿駅まで約21分、渋谷駅まで約28分と主要駅までは都内屈指のアクセスのよさを誇っています。
 
羽田空港までも約40分で行くことができますし、成田空港にも京成スカイライナーを利用して乗り換えなしで行くことができます。空港へのアクセスも抜群です。
 
上野には雑多な小商店が立ち並ぶ情緒たっぷりのアメ横や、パンダが有名な上野動物園などもある都内でも屈指の観光地でありながら、都内の会社員の方々が飲み歩くようなアメ横裏の飲食店街などもあり、大人から子どもまで楽しみ方がたくさんある街です。

上野はビジネス街である東京や、ハイクラスな店舗が軒を連ねる銀座からもほど近く、ビジネス目的での利用や、ラグジュアリーな東京を味わいたいという観光目的の方におすすめな地域です。

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東京で宿泊費が安いホテルに共通していること

ビジネスホテルが多い

東京で安いホテルを探すとなると、シンプルなビジネスホテルが多くなります。地域に関係なくビジネスホテルで素泊まりであれば安いホテルは見つかりやすいです。都心の新宿や渋谷、品川や東京などでも、安く泊まれるビジネスホテルは見つかります。

しかし、ある程度の高級感やリラクゼーションといったことを求めるとなると、ビジネスホテルでは物足りないこともあるでしょう。

その場合はシティホテルを探すことになりますが、シティホテルですとさまざまなサービスが付帯している分、価格はやや高めになります。 

部屋が狭い

宿泊費が安いホテルは部屋を狭くして宿泊客の母数を増やす狙いがあります。顧客一人当たりの売り上げが安くなる分、売り上げを担保するには客数でカバーする必要があるためです。
 
格安ホテルの部屋の占有面積はおよそ10㎡〜13㎡のところが多く、住宅で言うとだいたい5~6畳一間ぐらいの広さで、狭く感じることもあるでしょう。
 
特に東京は地価が高く、都内で宿泊費が安いホテルであっても地価が高いエリアにあります。そのため家族や複数人で泊まる場合はビジネスホテルや普通のシティホテルを選ぶと良いでしょう。
 
逆に単身での出張などで、「部屋は狭くてもいいから宿泊費は安く抑えたい」といった場合は格安ホテルでも問題はないでしょう。

格安ホテルの中には部屋が狭い分、内装が豪華になっていたり独特のコンセプトがあるところもあるため低予算で非日常な気分を味わうことも可能です。
 

ホテルの備品やサービスが限られている 

格安ホテルでは宿泊費を安くする分、ホテルのアメニティが少なかったり、サービスが限られていたりすることがあります。
 
宿泊費が安いホテルではそうでないところ比べ、たとえば以下のようなアメニティ、サービスがないことがあります。
 

• 朝食、及び食事サービス
• アーリーチェックイン、レイトチェックアウト
• 売店や軽食屋
• 大浴場や温泉
• 客室備え付けのバス、トイレ
• タオルや歯ブラシ、シャンプーなど(あっても有料の場合あり)

 
なお、インターネットはほとんどのホテルで利用可能となっているため、仕事に支障をきたす心配はあまりないでしょう。
 
サービス重視をする方にはおすすめできませんが、「出張で取引先との会合がメインのため日中はホテルにいない」、「ほぼ素泊まり状態でも気にしない」という方にはおすすめです。
 
またしばらく滞在する予定がある場合は近くのスーパーでアメニティを揃えるなど、工夫次第でこのデメリットを克服することもできるでしょう。
  

安いホテルを利用する際に確認すべき注意点

アメニティの種類

先述の通り宿泊費が安いホテルはアメニティの種類が少ない傾向があります。

格安ホテルを利用する際は「ドライヤーはあるか」、「歯ブラシは無料か」といったことを事前に調べ、必要になりそうなものは自宅から持っていくのがおすすめです。
 
またホテルによってはアメニティが（一部）有料になっているケースもあります。そのことを知らないと想定外の出費となってしまいますので、アメニティが無料か有料かも確認しておくといいでしょう。
 

旅の目的地への交通アクセス

旅の目的地への交通アクセスが良いかどうかもホテルの選定基準の1つです。東京の丸の内にビジネス目的で行くなら上野、西エリアの渋谷や恵比寿に遊びに行くなら新宿など、目的地に近い宿泊地を選ぶといいでしょう。
 
東京はJRのほか東京メトロや私鉄各社の路線が多数あり、同じ駅であっても乗り換えに数分かかることがあるため、ホテルを選ぶ際は目的地までの交通の便を重視するのがおすすめです。
 
たとえばJR蒲田駅と京急蒲田駅は同じ「蒲田駅」だからといってすぐに移動ができると思っていると思わぬ誤算となってしまいます。最悪の場合、アポイントの時間に遅れるなんてことも発生してしまうかもしれません。
 
目的地までのアクセスはもちろん、乗り換え駅までの距離や急行が停まるかといったことも調べておくとより快適な旅にできることでしょう。
 

利用者の口コミ

実際に宿泊した人の感想を事前にチェックすることも大切です。高級ホテルとして名前が挙がるようなところはブランド力もあり、値段相応のホスピタリティもあるため不便な思いをすることは少ないでしょう。しかし格安ホテルとなると質にばらつきが出てしまうものです。
 
スタッフの対応や壁の薄さ、防犯対策、実際の清潔感といったことは公式サイトや予約サイトを見るだけで把握するのは困難です。
 
たとえばホテルスタッフの対応が雑なものだったりすると、せっかくの旅も気分が悪くなってしまいます。

それを値段相応と割り切れるなら良いですが、品質も妥協したくない場合は口コミのチェックも欠かせません。口コミ評価のいいホテルであれば、値段が安くても良質なサービスを提供してくれます。
 
またどのホテルでも悪い口コミにも目を通しておくことも大切です。メリットだけでなくデメリットも含め総合的に判断できるためです。

東京には安くて良いホテルがたくさんある！

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