マンスリーマンションに住む場合の住民票取り扱いと、郵便などの手続きまとめ

作成: 2021.06.17

更新: 2022.02.08

マンスリーマンションに住民票の住所を移動できるか、移動すべきなのか、気になるところです。
本記事では、マンスリーマンションの住所に住民票の住所を移動できるのか、その他関連してやっておきたい手続きなどの情報をご紹介します。

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マンスリーマンションの住所に住民票を移動できる?


マンスリーマンションはあくまでも一時的な滞在を目的としているため、入居しても、住民票は移動できません。家族の住まいや実家等、元々住民票を置いていた場所が生活の本拠地として扱われます。
 
出張や中長期プロジェクト、リフォーム中、ホテル暮らし、アドレスホッピングなどいかなる理由で入居するのであれ、マンスリーマンションを本籍地とすることはできませんのでご注意ください。
 

マンスリーマンション居住の際に住所変更をすべきもの



本章では、マンスリーマンションに住む場合に住所変更するべきなものや、逆に変更しなくていいもの、住民票の置き場所に困った場合の対処法などをご紹介します。

郵便局へ転居届を出し転送してもらう

住民票を移動することができなくても、郵便局に転居届けを提出することで、届出日から1年間は郵便物を転送してくれます。郵便転送届は、郵便局窓口だけでなくWEB上でも提出することができます。ただ、転居届が反映されるまで時間的ラグが生じることがあります。ですので、転居日の7営業日前までには提出しておくといいでしょう。
 
また、転居サービスを利用した場合、マンスリーマンションを退去する際には、再度郵便局へ転居届を提出する必要があります。再度転居届を提出しなかった場合、請求書などに記載されている個人情報が次の入居者に把握されてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
 
転送サービスの他にも、郵便局留めという郵便サービスもあります。郵便局留めとは、宛先住所への郵送は行わず、受け取りたい郵便局も窓口で郵便物を保管してくれるサービスのことです。自分で郵便物を引き取りに行くため、郵便物の行き違いがありません。郵便窓口での申し込みが可能なため、マンスリーマンションでの短期滞在時にはおすすめです。
 

社会保険証については会社と相談

国民健康保険については住民票の移動が必要となるため、住所変更はできません。一方、会社で社会保険に加入している場合は、居住の登録が必要な場合があります。社会保険証については、会社と住所変更について相談してみてください。
 

住所変更できないもの・しなくていいもの


基本的に住民票の移動が必要となるものについては、住所変更は不要です。例えば国民健康保険証・運転免許証・自動車車検証・車庫証明などは住所変更に住民票の移動が必要となるため、住所変更は不要です。

定住する場所が無い場合の住民票の置き場所


ホテル暮らしやアドレスホッピング、キャンピングカーでの暮らしなど、近年では暮らしの形が多様化しています。しかしながら、住民票は所得税や住民税の納税などの為にもどこかへ置く必要があります。
 
定住する場所が無い場合、実家やシェアオフィスなどに住民票を置くという手段もあります。住民票を置いた場所に住民税を納入しますので、ご自身の都合に合う手段を選んでください。

マンスリーマンションに住民票は移せない


マンスリーマンションは一時的な滞在を目的とするため住民票の移動は許可されていません。

ただ、郵便物が届かなくなると不便なことも多いと思います。郵便物転居届の提出はぜひ行い、転居に必要な手続きをスムーズにすませ、快適なマンスリーマンションライフを送りましょう。
 
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