同棲生活におすすめの間取りは?タイプ別おすすめ間取りと物件選びの注意点

作成: 2021.04.22

更新: 2021.10.14

上手く同棲生活を続けるのに重要なポイントとして、自分達に合う間取りを選ぶことがあります。仲良しなパートナーでも相手は自分と違う人間なので、お互いのライフスタイルを尊重する事が大事ですよね。
 
自分は常にパートナーと一緒に居たいと思っていても、相手が1人の時間を大切にするタイプな場合、ライフスタイルのずれがストレスになってきてしまいます。
 
仲良く同棲生活をするために、事前にお互いが求める条件について話し合い、条件に沿った間取りのお部屋探しをするのがおすすめです。
 
本記事では、同棲におすすめの間取りと、間取りごとのメリット・デメリットをご紹介します。自分たちの求める条件にどのような間取りが合うのか、ぜひチェックしてみてください。

同棲生活にかかる初期費用については、以下の記事をご覧ください。
同棲の初期費用、意外とかかるって本当?費用の内訳と、抑える方法を解説!

同棲におすすめの間取りとは




同棲生活におすすめな間取りは、以下の3つの間取りです。それぞれの間取りについて、メリット・デメリットを含めご紹介します。

カップルのタイプ おすすめな間取り
2人で一緒に過ごす時間を重視するカップル 1LDK
自分1人の時間もキープしながら費用を抑えたいカップル 2DK
1人の時間と一緒にくつろぐ時間の両方を重視したいカップル 2LDK

1LDKは2人の時間を重視したいカップルにおすすめ

1LDKはリビングが1つ、居室が1つという間取りですので、自然とパートナーと一緒に過ごす時間が多くなります。自然と、リビングで食事を一緒にとったり、寝るときも一緒の部屋で過ごすことが増えます。
 
1LDKのLDK部分の広さは通常8畳以上と広々としており、空間的にもゆとりがあります。1LDKの賃料相場を東京の人気エリアごとに見ていくと、以下のようになっています。
 
1LDKの賃料相場

地域 賃料相場
港区 22万4900円
新宿区 13万700円
渋谷区 18万700円
中央区 16万9500円
品川区 12万7600円
世田谷区 11万2600円
武蔵野市 10万900円
足立区 7万2200円

▲出典:公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)「賃料相場:東京都」、2021年8月1日時点
 
1LDKのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
 
【メリット】

  • 広々とした空間を保ちつつコストを抑えることができる
  • パートナーとの生活空間を一緒にすることで、関係性を深めることができる
  • 部屋数が少ないため、掃除にかかる手間が比較的少ない

 
【デメリット】

  • 一人の時間をとることが難しい
  • お互いの生活リズムが違うと過ごしづらい
  • 友人を家に招きづらい

 
メリット・デメリットをふまえると、1LDKは以下のようなカップルにおすすめです。

  • 交際期間が長く、お互いのライフスタイルや生活リズム、趣味趣向など理解・尊重しあっている
  • お互いに、一人の時間を大事にしたいというより、パートナーと一緒にいる時間を大事にしたいと思うタイプ
  • 普段お互いに忙しく、家で一緒に過ごさない限りパートナーとの時間が取れない

 
ずっと一緒に居たいと思っていても、一緒に生活をしていると新しい気づきが出てくることもあります。

まずは同棲開始前にしっかりパートナーと求める条件については話し合い、お試しで1LDKのマンスリーマンションなどに住んでみるのもおすすめです。

2DKは自分の生活スタイルをキープした状態で同棲したいカップルにおすすめ

 
2DKは、2つの部屋に加えてダイニングとキッチンが1部屋になった間取りですので、お互いに自分の部屋を持って自分の時間を保ちつつ、ダイニングで一緒にくつろぐことが可能です。
 
2DKは築年数が経過した物件が多い傾向があり、広さの割に比較的安い賃料であることが魅力です。なお、2DKの賃料相場は1LDKの賃料相場同様です。
 
2DKのメリット・デメリットは以下の通りです。
 
【メリット】

  • お互いに自分の部屋を持てるので、1人の時間を確保することができる
  • 1LDKと比較して広いので、収納スペースが充実している
  • 2LDKと比較してコストを抑えることができる

 
【デメリット】

  • リビングが無いため、2LDKと比較するとくつろぐスペースがあまりない
  • 一緒に過ごす空間が基本的にはダイニングのみになるため、2人の時間が1LDKと比較して少なくなる
  • DK部分はあまり広くない事が多いので、友人を招きづらい

 
片方の部屋を居間として、もう片方の部屋を寝室として活用するなど、カップルのライフスタイルに合わせて部屋を活用できるのも2DKの特徴です。
 
メリット・デメリットを踏まえると、2DKは以下のようなカップルにおすすめです。

  • お互いに1人の時間を大切にしつつ食事は一緒に取るなど、バランスを重視したい
  • パートナーが基本的に在宅勤務なので、仕事用の部屋が必要
  • 寝室は一緒で大丈夫だが、リビング・ダイニングを区切って生活をしたい

 

2LDKは1人の時間と、一緒にくつろぐ時間両方を重視するカップルにおすすめ

 
2LDKは、2つの部屋に加えてリビング・ダイニングがある間取りです。リビング・ダイニングがある分広くゆとりがあり、同棲生活を経て結婚した場合でも住み続ける事ができます。
 
東京の人気エリアの賃料相場は以下のようになっています。

2LDKの賃料相場

地域 賃料相場
港区 37万9600円
新宿区 19万9900円
渋谷区 28万8700円
中央区 23万8100円
品川区 19万2700円
世田谷区 15万5300円
武蔵野市 14万3500円
足立区 9万4900円

▲出典:公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)「賃料相場:東京都」、2021年8月1日時点

2LDKのメリット・デメリットは以下の通りです。
 
【メリット】

  • お互いに1人の時間を保つことができる
  • リビング・ダイニングがあるため、くつろぐ空間にゆとりがある
  • 2つの部屋のうち1つを仕事場にするなど、フレキシブルに空間を活用できる
  • リビング・ダイニングのエリアが広く、友人を招きやすい

 
【デメリット】

  • お部屋が広い分、1LDKや2DKと比較して月額家賃が高額になる
  • 一緒に過ごす空間が基本的にはダイニングのみになるため、2人の時間が1LDKと比較して少なくなる


メリット・デメリットをふまえると、2LDKは以下のようなカップルにおすすめです。

  • お互いに1人の時間を大事にしつつ、ゆとりをもって一緒にくつろぐ空間も確保したい
  • 交際期間が長く、お互いに結婚を前提として同棲を始める
  • 生活リズムがお互いに異なっており、基本的な住空間は別にしたい

 
2LDKはその広さの分月額家賃が高くなりますので、その分2年で契約をしてしまうと万が一の場合が不安、ということがあります。

お互いをよく知る前での同棲の場合は、2LDKのマンスリーマンションなどでお試し同棲をするのがおすすめです。
 
2LDKの部屋は「ハーフリビング型」「フルリビング型」の2つのパターンに大きく分けられます。それぞれについて次項でご紹介します。

ハーフリビング型

ハーフリビング型は、2LDKでよくみられる部屋の形で、バルコニー側にリビングと1部屋が配置されています。それぞれに大きめの窓があるため、採光と風通しがいいのが特徴です。

フルリビング型

フルリビング型は、バルコニー側の間口いっぱいにリビングが配置されているタイプのお部屋です。リビングが広い分、窓が双方にない物件も多いです。

同棲先を選ぶ際の注意点



本章では、実際に同棲先の物件をを探す場合に注意すべき点についてご紹介します。

希望の物件が同棲可能か確認する

借りたいと思ったお部屋が同棲OKではないケースもあります。「同棲カップルは別れる可能性があり、継続的な家賃収入が見込めない」という大家さんの意向によって、物件によって同棲が禁止されていることもあります。
 
一人暮らしのふりをして同棲をすると契約違反となり、強制退去や違約金の対象になったりするため、事前に「同棲可」「2人入居可」としている物件を選ぶようにしましょう。
 

家賃は無理なく支払える額かどうか

 
同棲の場合、必ず事前にお互いが支払える家賃金額を決めておきましょう。家賃を手取り合計の3分の1の金額に収まるようにすることで、貯金をしつつ余裕のある生活を送ることができるといわれています。

2人の年収を足し、そこから生活費や貯金額、固定支出費などを差し引いて支払い可能な家賃を算出しましょう。
 
大好きなパートナーとお金で揉めてしまうのは避けたいところですので、きちんと家賃の金額と、支払い口座をどこにするのかまで決めておきましょう。
 

お互いが通勤しやすい場所で探す

お互いが気に入った街であっても、パートナーの通勤などに負担がかかってしまう場所だとストレスとなってしまいます。まずはお互いが使う駅やバス停などまで徒歩15分圏内か、そして通勤時間は適切かを確認しましょう。

幸せな同棲生活を送るためには間取り選びがカギ!



パートナーとの幸せな同棲生活を送るポイントは、事前にお互いのことを理解し尊重しあうことです。少しのストレスでも塵も積もれば山となります。
 
大好きなパートナーと楽しく過ごすためにも、事前にお互いの譲れないポイントや妥協できるポイントを話し合い、自分たちに合うお部屋探しをしましょう。

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