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- ウィークリーマンションの料金システム・費用(値段)相場・入居までの流れなどを解説!
1週間から借りることができるウィークリーマンションは、出張時の宿泊先として人気があります。
入居を検討するにあたり、費用はどの程度かかるのか気になりますよね。また、できるだけ費用は安く抑えたいものです。
そこで本記事では、ウィークリーマンションの料金システムや費用相場、宿泊費を節約できる物件の特徴などについてご紹介します。
家具家電付き賃貸物件検索サービスのNOWROOMでは、ウィークリーマンションを多数取り扱っています。是非あなた好みのお部屋を探してみてください。
ウィークリーマンションの料金システム
ウィークリーマンションには敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用がかかりません。
基本的に家賃に光熱費やWi-Fi使用料、保険分担金などすべての料金が含まれています。ただし、家具家電の費用などは、初期費用に含まれている場合とそうでない場合があるので要注意です。
また、清掃費も初期費用に含まれているのですが、使用状態などがひどい場合は後で追加で費用を請求されてしまいます。
ウィークリーマンションとマンスリーマンションでは、費用構造がほとんど同じですので、こちらの記事も参考になるかと思います。
マンスリーマンションの初期費用の内訳は?支払い方法についても解説
ウィークリーマンションの費用(値段)相場
短期滞在に最適なウィークリーマンションは、テレビ、ベッド、カーテン、冷蔵庫なども備え付けられていてとても便利です。
敷金・礼金・仲介手数料がかからないとはいえ、「費用はそれなりにかかりそう」と思われる方も多いのではないでしょうか。
本章では、ウィークリーマンションの費用相場や、費用に関する注意点などについてご紹介します。
ウィークリーマンションの費用(値段)相場
日本最大級のウィークリーマンション物件数を誇る家具家電付き短期賃貸物件検索・予約サイトのNOW ROOMを見て相場を確かめてみます。
東京では安い物件で、週あたり2万円程度からウィークリーマンションが見つかりました。相場的には週あたり4万円〜6万円になります。もちろんより高額を支払えばグレードの高いウィークリーマンションが見つかります。
大阪や福岡などでは安い物件で週あたり1万円程度のウィークリーマンションが見つかりました。東京以外の都心部では2万円〜4万円程度が相場のようです。
費用(値段)相場には地域差がある
ウィークリーマンションは各社が全国に展開していますが、地域によって家賃相場は異なります。
当然かもしれませんが、傾向として都市部ほど家賃相場が高くなっています。また、会社員の出張や観光の際の宿泊といったニーズもあるため、宿泊者は途切れにくく、価格は上昇しやすいです。
ウィークリーマンションの家賃相場は普通賃貸の家賃相場と連動するため、参考までに普通賃貸の1ヶ月ごとの家賃相場を地域別に見てみます。ウィークリーマンションに多い1Kの賃貸物件の家賃相場です。
地域
家賃相場
東京都千代田区
10万8400円
東京都新宿区
8万7200円
東京都足立区
6万2500円
大阪市都島区
6万2400円
大阪市北区
6万3200円
大阪市住吉区
3万9900円
福岡市博多区
4万5400円
福岡市城南区
3万300円
仙台市青葉区
4万1500円
仙台市泉区
3万8700円
▲出典:公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会「賃料相場」、2021年8月15日時点
1月あたりの家賃相場を見ると、やはり東京都が一番高くなっています。次に大阪の地域が高く、福岡や仙台と続いています。
同じ都市であっても、より都心から遠い地域の賃料相場は当然ながら安くなっています。
光熱費は基準を超えると超過料金が発生することがある
ウィークリーマンションの宿泊代には、原則として光熱費やガス代も含まれています。しかし、各管理会社が設定している基準値を超えると、超過料金が発生して別途支払いの必要が生じます。
一般的に、各管理会社が設定している光熱費の上限は約9000円〜1万2000円の範囲内であることが多いです。
エアコンをかけっぱなしにしていたり、照明を長期間にわたって消していなかったりといったことが故意もしくは過失であると認められれば、超過分の料金の支払いを求められます。
過度な利用者には現在の利用状況通知書が届いたり、注意喚起を受けることもあります。超過料金を支払いたくないのであれば、不必要な利用は控えるようにしましょう。
ウィークリーマンションを契約する際の流れ
本章では、ウィークリーマンションを契約する際の流れを一つずつご紹介します。
①入居物件を探し、空室状況を確認する
希望のエリア、居住人数、居住期間などが決まったら、次に賃貸物件検索・予約用のWebサイトや、ウィークリーマンションを専門に扱う不動産屋で入居物件を探し、空室状況を確認しましょう。
たとえば、家具家電付き短期賃貸検索・予約サイトのNOWROOMでは、ウィークリーマンションを検索・予約できます。また、空室状況も問い合わせフォームやメール、電話などで確認できます。
ウィークリーマンションの場合、希望したタイミングで空室とは限らないため、多くの場合、事前に部屋を見ることはできません。つまり、イメージの食い違いが発生しやすい傾向があります。
Webサイトで、間取りや内装、部屋の大きさや明るさ、雰囲気などを一度確認しておきましょう。気になるのであれば、直接担当者に問い合わせてみてもいいでしょう。
②申し込み手続きを行う
空室が見つかったら部屋を予約し、申し込み手続きを行います。一般的な賃貸物件とは異なり、比較的入居審査が甘く、家賃さえ払えばほとんどの方が利用できるのがウィークリーマンションの特徴です。
契約を結ぶ会社によって手続きの仕方は少し異なりますが、申し込みフォームに申込者の名前、住所、連絡先を記載し、身分証明書の写しを添付して提出します。場合によっては、保証人の名前、住所、連絡先が求められる場合があります。
本申し込みが完了した後は、メールやFAX、郵送のいずれかで、契約書と請求書が送られてきます。それぞれの書類を確認し、身分証明書の写しなどを添えて返送します。
これらの手続を直接、不動産管理会社の事務所に出向いて手続きをすることもできますが、ウィークリーマンションの場合、すべてオンラインで手続きを完了できます。
③利用料金を支払う
申し込み手続きの内容が審査に通過すると、次に利用料金の支払いを行います。ウィークリーマンションの利用料金の支払いは、原則前払いになります。
また、全額一括払いが基本となっていますが、そのウィークリーマンションのこれまでの使用頻度や審査結果によっては、分割払いが選択可能となる場合があります。
全額一括払い形式であった場合、支払う金額が少し大きくなるため注意が必要です。
④鍵を受け取り入居する
入金が完了し、賃貸契約書を提出すれば、入居に関する案内と鍵の受け渡し方法についてのアナウンスがあります。
鍵の受け渡し方法は、契約を結んだ不動産会社によってさまざまです。入居する日にポストに鍵を入れたり、暗証番号を入力するドアロックやスマートロックを利用するなど、直接足を運ばなくても鍵を受け取れるように配慮してくれている場合がほとんどです。
入居する際にウィークリーマンションで管理者から手渡しで鍵を受け取るケースもあります。また、鍵がスマートロックやカードキーの場合だと、入居前に不動産会社から送付されてくることがあります。
代理での受け取りができるパターンもあります。その場合、連帯保証人の方が代理で鍵を受け取ることができます。
実際にマンションにチェックインできる時間は不動産会社から前もって告知されるため、チェックインの際には計画的に余裕を持って行動してみてください。
⑤退去
退去日が近づいたら、片付けや掃除をしっかり行うことをおすすめします。掃除を入念にしておけば、追加で清掃費を請求されずに済むためです。
部屋を出ていく際、部屋の鍵は利用した部屋のポストに返却することが一般的です。部屋のどこかに置いておくなどのケースもあるため、あらかじめ管理会社に確認し、その指示のとおりに返却しましょう。
指定されている時間までに退去を完了しておくことが目的であるため、、部屋のゴミを処分する、荷物をまとめたりするなどの準備も同時並行で行います。
退去後は、すぐに電話などで管理会社に退去したことを連絡します。また、一般的な賃貸契約の場合は、退去日に合わせて、家賃を日割り計算して、最後の費用を請求されます。
しかし、ウィークリーマンションの場合、家賃の前払いが一般的です。そのため、契約期間が終わる前に退去すると、その差額分が返金されない場合があります。
費用(値段)を節約できるウィークリーマンションの特徴
週単位で予約できるウィークリーマンションは便利ではありますが、普通賃貸やホテルよりも費用が高くつく場合もあります。
そこで本章では、少しでも宿泊コストを抑えることができるよう、宿泊コストを節約できる物件の特徴についてご紹介します。
3点ユニットバスになっている
3点ユニットバスとは、お風呂だけでなくトイレや洗面台が同じスペースに設置されたバスルームのことを指します。
3点ユニットバスが設定されている部屋は宿泊費が安いです。同じエリアの中にある同じ広さの物件で比較しても、バストイレ別の物件より、3点ユニットバスの物件の方が1週間で約2,000円程度も安いのです。
バスルームが狭いのが難点ですが、極力費用を安く済ませたい方は3点ユニットバスが設置されている物件を探してみてください。
寝具・キッチン用品のレンタル代が別支払いになっている
寝具やキッチン用品は部屋の備品として最初から宿泊費に含まれている物件が多くありますが、中にはオプションになっている物件もあります。
寝具・キッチン用品を借りる場合は平均7,000~8,000円がオプション費用としてかかります。少しでも宿泊費を節約したいという方は、自宅から寝具や食器等キッチン用品を持ち込むことで備品を借りずに生活することも可能です。
料金システムがシンプルなウィークリーマンションを上手く活用しよう
ウィークリーマンションは、敷金・礼金・仲介手数料が不要です。また、料金は一括全額前払いで、全て込みの料金になります。
安く利用するには、3点ユニットバス形式のウィークリーマンションを選んだり、高くつく備品をわざわざ不必要にレンタルしないことがポイントです。
家具家電付き短期賃貸物件検索・予約サイトのNOW ROOMには、安いものから高いものまで、ウィークリーマンションが多数掲載されています。ぜひご覧になってみてください。