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[NOW ROOM :ホスト様インタビュー vol.6] 長野県白馬のホステルが、オフシーズンでも地域活性化に貢献した理由とは?

インタビュー NOW ROOM広報

ホスト様インタビュー第6回目は、ホステル運営を主力としたインバウンド関連事業を手がける株式会社FIKAの代表福山さんです。NOW ROOMを通じた、「オフシーズンの地域活性化に向けた施策」についてお話を伺いました。

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ご自身の留学経験から「ホステルのスタッフとお客様が友達のような関係で過ごせる文化」をもっと広げていきたいと語る株式会社FIKA 代表の福山さん。 「外国からこられた方の日本滞在を楽しく快適にしたい」という想いから株式会社FIKAの創立に至ったとのこと。

[NOW ROOM]FIKAさんは新宿や神楽坂など都内でもホステルを展開されていますが、今回長野県白馬でのホステルについてお話しくださるとのこと。インタビューのテーマに選んでくださった理由を伺えますか。

[株式会社FIKA]長野県白馬でのホステルは1年前から始めた施設ですが、オフシーズンに集客することの難しさを感じていまして、そこにNOW ROOMさんがテコ入れしてくださったので、今回ご紹介しようと思いました。

[NOW ROOM]長野県白馬の施設は、UNPLAN白馬ですよね。

[株式会社FIKA]はい、UNPLAN VIllege Hakuba(以下、UNPLAN白馬、HP:https://unplan.jp/hakuba)といいまして、場所は、長野県北安曇郡小谷村千国乙にあります。この施設は主にスキー旅行の滞在に使われることが多く、夏の間は閑散期でした。

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UNPLAN白馬の良さは、ゲストに限りなく寄り添った、スタッフが生み出すホーム感。 広い施設の中でゲストたちが同じ食卓を囲み、同じ白馬の自然に触れ、ともに感動を味わい、忘れかけていた最もシンプルで最も大切なコミュニケーションが生まれています。

しかし、ここは白馬のはずれの場所に位置する施設で、コンビニまで歩けないほど遠い。アクセスの難しさから、夏のオフシーズンに若者が気軽に遊びに来てくれることは今までありませんでした。

ここに経営者としては課題を感じていました。そこでUNPLAN新宿や神楽坂ですでに実績を作ってくださっていたNOW ROOMさんに地方再生に向けた施策の相談をさせてもらいました。(※1 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000047984.html)

[NOW ROOM]スタッフも滞在させていただきましたが、素敵な施設さんですね。

[株式会社FIKA] ありがとうございます。UNPLAN白馬にもNOW ROOM経由の送客を相談後、オフシーズンの夏の時期にも関わらず全国各地から予約が入るようになりました。さらには、施設に滞在した方々が、滞在中に周辺施設を利用してくれたことで、地域活性化へと繋がりました。

NOW ROOMを通じて地方に若者が来てくれて周辺の施設へも遊びに行き、地域にお金を落としてくれる。オフシーズンということもあり、周辺施設の方には非常に驚かれたと同時に、お客さんが増えたことをとても感謝されましたね。

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[NOW ROOM]オフシーズンの最中、地域活性化に繋がる仕組み化ができたことは弊社にとっても嬉しい結果です。

[株式会社FIKA]はい、これもオフシーズンでの稼働率改善に関して結果を出して頂いたからです。特にNOW ROOMのスーパーゲスト制度(※2)による効果は無視できません。

誰しも全く知らない地方に1人で滞在することへの不安は感じると思うのですが、スーパーゲストは滞在するゲスト全員が楽しめるような雰囲気作りや、積極的に地域を案内をしてくれるので、ゲストはその地域に行っても、現地で困ることなく楽しんでくれています。
また、スーパーゲストは地域のマップを作ってSNSで発信するなど、実際にその土地に住んだ人しかわからない情報まで発信してくれます。

※2 スーパーゲスト:スーパーゲストは実際にゲストハウスに宿泊するゲストの取り纏め役として、ゲストの中から立候補して1ヶ月の間家賃が無料になる代わりに、宿泊するゲスト側の管理をNOWROOM運営に代わってゲストハウス側とのやりとりを代行します。実際にゲストハウスに宿泊しているゲストが管理を行うことで、運営側とゲスト側を宿泊者の視点からサポートすることができ、ゲストハウス側への負担を減らすことができます

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滞在者提供写真

[NOW ROOM] 不動産テックとして、また短期賃貸プラットフォームを運営する側として、地方創生に貢献できることを実証することができ、嬉しく思います。

[株式会社FIKA] 宿泊事業者にとっては、爆発力があるキャンペーンではないでしょうか。

NOW ROOMをアクティブに利用する方の中にはZ世代も多く、積極的にSNSで滞在した施設の口コミや地域の情報を投稿してくれます。NOW ROOMさんはITによる仕組み化を進めると同時に、利用者の間にはサービスやコンセプトに共鳴した方々の中で自然と”繋がり”が生まれ、その投稿を見た方からの予約が入ってくるという今までのOTAにはない「連鎖的に予約が入ってくる引き込み力」も魅力です。

今後も、地方での冬のワーケーションプランなどもNOW ROOMさんとご一緒にできたら嬉しいですね。

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[NOW ROOM]では最後に一言、この記事をお読みくださっている不動産業界の皆さんにメッセージをお願いします。

[株式会社FIKA]旅と暮らしの境目が無くなっていき、気軽に住まいを選択したいと望む世代が増える。この流れが日本に必ず訪れることをNOW ROOMと出会って確信しました。

お客さんの中にもNOW ROOMがあるからこそ、生活することと旅することの垣根がなくなったという声もあります。

今後NOW ROOMは、このような新しい暮らしのカタチのインフラになると思います。
これからも暮らすという従来の概念を壊していって欲しいですね。

[NOW ROOM]福山さん、本日はありがとうございました!今後もNOW ROOMはより一層「生活するように旅する文化を広める」プラットフォームとして、株式会社FIKAさんをはじめ、皆さんの期待に添うサービスや価値の提供を目指してまいります。

株式会社FIKA

設立:平成26年5月1日
所在地:東京都新宿区天神町23-1
URL:https://fika.tokyo/
UNPLAN サービスサイト:https://unplan.jp/
代表者:福山 大樹
資本金:3,000,000円

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