マンスリーマンションとは?利用シーンやメリット・デメリットをご紹介

マンスリーマンションとは?利用シーンやメリット・デメリットをご紹介

数ヶ月〜1年程度の短期滞在の必要が生じた時、「マンスリーマンション」という選択肢が浮かぶ人は多いのではないでしょうか。

今回は、普通賃貸やホテルと比較しながら

  • 契約はどんなものか(形態や更新、契約方法その他)
  • どんな場合に向いているか(利用シーン、メリット、デメリット)
  • マンスリーマンションの初期費用や月額料金
  • 本当にお得なのか


こういった疑問にお答えし、マンスリーマンションを徹底解説します。

今マンスリーマンションの利用を迷っている、将来仕事などでどこかに滞在する可能性がある人も必見です。マンスリーマンションの特徴を知り、契約〜新生活の流れをイメージしましょう。

マンスリーマンションとは


マンスリーマンションとは「短期賃貸マンション」の一形態です。


短期賃貸マンション(たんきちんたいマンション)とは、一般の賃貸住宅ホテルの中間(一般的には1週間 - 数ヶ月程度まで)の滞在を目的としたマンション。 一般的にはウィークリーマンション、マンスリーマンションと呼ばれる。(Wikipediaより)



1ヶ月単位で契約を行い、概ね1年程度までの滞在に適しています。ちなみにウイークリーマンションとの違いは「契約単位」です。ウイークリーマンションは1週間〜と更に短い単位での契約となります。

それでは、契約や設備面、料金や利用シーンなど様々な面から普通賃貸やホテルと比較しながら「マンスリーマンションの全体像」を掴みましょう。

契約形態や方法


まずは契約について見てみます。マンスリーマンション・普通賃貸・ホテルを利用する場合の比較表です。


※国土交通省「住宅市場動向調査」(2019年)より

マンスリーマンションが普通賃貸と大きく違う点は、主に3つです。

  • 審査が非常に簡単で早い
  • 更新がない(契約期間が終われば新しく契約)
  • 不動産会社の店頭に行く必要がない(ネットやアプリで完結)


内見はほとんどの場合できません。また、マンスリーマンションの中には、契約が終了せず延長できる制度を設けている会社もあります。サイトや不動産業者ごとのルールをよく確認しましょう。

なお、審査の詳細は後ほど「Q&A」で解説します。


設備


マンスリーマンションがしばしば「普通賃貸とホテルのいいとこ取り」といわれるのは、設備面を比較するとよく分かります。



普通賃貸は炊事や洗濯はできますが、家具家電や調理器具、洗濯用品などは全て自分で準備する必要があります。

ホテルは家具家電やアメニティーは揃っていますが、炊事はできません。「滞在」というイメージが強いですね。

その点マンスリーマンションには、家具家電、調理器具や食器、寝具やアメニティーまで揃っており、入居初日から自宅にいるのと同じように生活ができます。

ただ、一部のマンスリーマンションは下記のような場合もあります。

  • 洗濯機が部屋になく、共同の洗濯機やコインランドリーが設置
  • 寝具やアメニティーがない
  • Wi-Fiルーターの貸し出しはオプション


気になることは、申し込みの前に管理会社に確認しましょう。

ネット設備に関しては、マンスリーマンションやホテルはほとんどの物件で使えます。普通賃貸ではWi-Fi無料の物件も増えてきてはいますが、まだまだ自分で契約して工事に来てもらうケースが大半です。

料金




普通賃貸は通常、契約時に敷金・礼金・仲介手数料が発生します。しかし、マンスリーマンションはそれらがなく、初期費用がかなり少なく済むのがポイントです。

また、普通賃貸は水道光熱費を家賃とは別に毎月支払う必要があります。マンスリーマンションは、水道光熱費は一律です。月額料金に全て含まれています。

ただし、マンスリーマンションでは以下の費用を請求される場合もあります。

  • ペットを飼う場合は敷金や原状回復費
  • 居住期間が長期だった場合、原状回復費


いずれも、原状回復費を請求されるかどうかは部屋の使用状況によります。できるだけ綺麗に利用しましょう。


利用シーン


数ヶ月ほどの滞在の必要が生じた場合に、マンスリーマンションとビジネスホテルのどちらにすべきか迷う人も多いようです。そこで、向いている利用シーンをまとめました。



通常の長期的な居住や単身赴任の場合には、普通賃貸が一番お得です。よっぽどのことがない限り住み続けられますし、家賃や生活費も安く済みます(後ほどQ&Aのところでも解説します)。

一方、お試し移住、お試し同棲や趣味の活動場所には特にマンスリーマンションが向いています。法人契約も可能ですので、事業用スペースとしても使えます。

  • 通勤や買い物など「普通の日常生活」をしてみなければ分からない生活の利便性
  • 仕事場や趣味の活動場所として向いているか


こういったことは一定期間住んだり、仕事をしてみると判断しやすいです。



マンスリーマンションのメリット・デメリット




ここまでは普通賃貸やホテルとの比較をしてきました。しかし、三者にはそれぞれあるものとないものがあり、一長一短です。

そこでここでは、マンスリーマンションだけにスポットを当ててメリットとデメリットを解説します。マンスリーマンションを検討中の人は、判断材料にして下さい。

メリット


  • 契約が簡単ですぐに終わる
  • 審査がない
  • 最低限の荷物で引越し可能
  • すぐに生活が始められる
  • 料金に水道光熱費やネット使用料が一律で含まれている
  • ライフラインの開栓手続きが不要
  • 物件によって大幅に値引きしていることがある
  • ペット可の物件もある


とにかくマンスリーマンションのいいところは「最初が楽で安い」ということに尽きます。

引っ越しは最低限の荷物でできますし、初期費用が安く、手続きが早くて簡単。ライフラインの開栓など、普通賃貸では面倒だったことも全てお任せでOKです。

また、どのマンスリーマンションのサイトでも値引きキャンペーンがあり、対象物件を選べば、かなりお得に入居できます。



デメリット


  • 通常の賃貸に比べて、月額料金が高い
  • 延長して住みたい場合、新しく契約しなければならない
  • 通常の賃貸より壁が薄い
  • マナーの悪い入居者がいる可能性が高い
  • 内見ができない場合が多い


マンスリーマンションの最大のデメリットは、料金が高いことです。これは家具家電や生活用品など全て揃っていることを考慮すると、当然といえるでしょう。


また、契約の性質上「更新」という概念がなく、契約期間が終われば新しく契約する必要があります。もしも次に入居者が決まっている場合など、住み続けられないこともあるかもしれません。


それから、審査が甘いので、マナーが悪い人が入居している可能性があることは想定しておくべきです。壁が薄かったり、外国人観光客が多いエリアの物件だと騒音トラブルに悩む可能性もあります。


内見ができない物件でも、周辺環境は直接見にいけば少しはわかります。気になる人は、申し込み前に訪れてみるのも一つの方法です。




マンスリーマンションに関するQ&A



ここまででマンスリーマンションの全体像が分かったところで、みなさんがよく抱く疑問に一挙お答え。入居前の審査、生活や料金面についての不安を解消しましょう。

Q.入居者以外の人の訪問は可能?


A.訪問自体は可能ですが、宿泊する際には料金が発生します。事前に必ず管理会社に連絡して、詳細を確認しておきましょう。また、ホームパーティーなど人数に関わらず騒ぐような活動は禁止です。他の住民とのトラブルになることは避けましょう。

Q.入居審査の内容が知りたい


A.マンスリーマンションは、審査はほとんどありません。保証人も保証会社も必要なく、身元確認書類のコピーと、緊急連絡先の確認程度である場合がほとんどです。

Q.1年以上の長期で住み続けることは可能?


A.可能です。当初契約した期間より長く住む必要が生じた場合、新たに契約するシステムです。管理会社によっては、再契約制度を設けていることもあります。

Q.契約後に複数人で住むことになった場合は?


A.場合によっては可能です。マンスリーマンションは、それぞれの部屋によって住める人数の規定があり、その範囲内ならOKです。追加料金などの詳細は、管理会社に確認しましょう。

なお、規定人数を超えた居住は規定違反です。退去の可能性もありますので、絶対にやめましょう。

Q.マンスリーマンション、普通賃貸、ホテルで一番お得なのはどれか


A.数ヶ月〜1年未満の利用ならマンスリーマンションが最もお得です。マンスリーマンションは、都心だと月額15万円位からの物件が多いです。1年以上の長期になると家具家電や引っ越し代などが最初に必要だとしても、普通賃貸の方が安く済みます。

ホテルは自炊がほぼできず、洗濯はコインランドリーでする必要があります。ホテルの月額料金の他に、外食費や洗濯の費用も必要です。

マンスリーマンション契約の流れ




それでは最後に、契約の流れをご説明します。

  1. ポータルサイトや不動産会社のサイトで物件を検索し、予約する
  2. 内見、メールで契約書や身元証明書提出
  3. 初期費用支払い、契約
  4. 入居


上記の手順を、注意点も含め一つずつ確認していきましょう。

ポータルサイトや不動産会社のサイトで物件を検索し、予約する


まずは、ポータルサイトなどで希望の物件探しです。各物件の情報画面から予約後、希望の部屋が空いていれば、申込書がメールやFAXで送られてきます。

内見、メールで申込書や身元証明書類提出


内見ができる物件の場合、なるべくしておきましょう。壁の薄さや部屋の雰囲気、周辺環境も含めて事前に見ておくと、不安が少なくゆとりを持って入居できます。

内見ができない場合にも部屋がある場所を見に行っておくことをおすすめします。物件の外観や街の雰囲気、買い物などの利便性など確認できることは意外に多いものです。

部屋を決めたら申し込み書や身元証明書類を、メールやFAXで返送します。

初期費用支払い、契約


返送した申込書と身元証明書類をもとに、サイトの方で簡単な審査が行われます。申し込み予約が確定すれば、契約書類が送られてきます。契約書の返送と共に初期費用を支払えば、契約が完了です。

鍵渡し、入居


契約が終われば、決められた日に鍵をもらい、いよいよ新生活がスタートです。鍵渡しの方法や、入居時の決まりは管理会社によって違いますので、事前によく確認しましょう。



数ヶ月〜1年の利用には最も適しており、契約が簡単なマンスリーマンション。
仮住まいでの利用はもちろん、「普通の生活」を試しつつあなたのニーズに叶った場所かどうかを判断できる点も魅力です。

月ごとに好きな場所を移動しながら、新しい生活を楽しむ…そんな暮らし方も、もはや特殊ではないのかもしれません。

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NOW ROOM編集部

著者: NOW ROOM編集部

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